ミニコラム~窓口負担2割の患者様を対象とした配慮措置について
2022年10月より、後期高齢者医療の方で、収入等に応じて2割負担へと変更になった方がいらっしゃいます。
ただ、負担が大きくなりすぎることを防ぐため、今回2割負担になる患者様に対して配慮措置が示されています。厚生労働省からの通達はこちらになります。000977090.pdf (mhlw.go.jp)
概要としては、1割から2割へ変更になったことによる負担の増加分を最大3000円までに抑え、3000円を超えた分は公的機関から払い戻しを受けられる、というものです。
償還払いの形で患者様に戻りますので、治療院のレセプトの作成に特別なルールはなく、2割に変更になった方は通常通り2割として請求すれば問題ありません。ただし、保険者から何らかの通達がある場合も考えられますので、その場合は随時ご対応をお願いいたします。
患者様によっては、制度をご存知でない場合もあるかと思いますので、懇切丁寧な事前説明が必要になるかと思います。ご理解いただければ、負担増加による利用控えの対策にもなるでしょう。
詳細は各地域の後期高齢者医療広域連合にご確認くださいませ。
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