医師の同意書
訪問マッサージは、医療マッサージなので、施術方法は医師が決めます。
これは薬を処方する際の関係に似ています。 薬の場合は、 医師が処方箋を書き、薬剤師が提供します。 訪問マッサージの場合は、 医師が同意書を書き、あん摩マッサージ指圧師が施術します。 マッサージ施術を始める前に、医師が患者を診断し、訪問マッサージの処方(施術の種類、施術部位、往療の可否)について、同意書に記述します。たとえ患者が求めても、あん摩マッサージ指圧師は、医師に許可された以外の施術を行うことはできません。
「右上肢」に丸がなければ、その部位は保険適用されませんし、 「往療を必要とする」に丸がなければ、往療料も保険適用されません。 なお、同意書には有効期限が定められており、期限内であれば、何回でも施術できます。
同意書の様式
同意書のサンプルは、厚生労働省が提示しています。あくまで基準様式なので、これより細かいものであってもかまいません。保険者ごとのさらに詳しいフォーマットを用意しているところもあります。
医師の同意書及び診断書の基準様式をそれぞれ別紙1及び別紙2のとおりとしたので参考にされたいこと。なお、医師の記名押印は、当該医師の署名でも差し支えないこと。
厚生労働省「マッサージの施術に係る療養費の取扱いに関する留意事項等」
別紙1
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