療養費の申請窓口
療養費の申請窓口は1つではありません。
患者の加入する保険ごとに、別々の窓口に申請する必要があります。
例えば、あなたの患者さんが数十人いるとします。当然、年齢や職業もばらばらです。
そうすると、保険の運営団体(保険者)も違うので、申請先も異なってきます。
療養費の申請は、保険者ごとの窓口になります。
どんな保険者がいるのか
日本は国民皆保険。すべての国民が、なんらかの公的医療保険に加入しています。
しかし、すべて同じ保険に加入しているわけではありません。
・75歳以上なら後期高齢者医療
・自営業やフリーランスなら国民健康保険
・会社員や公務員は健康保険
年齢、職業によって、加入する保険の種類が異なります。
保険者の確認方法
健康保険証には、保険者欄があり、通常ここが療養費を申請する窓口となります。
保険者によって、事務を他団体へ業務委託している場合があるので、申請の際には注意が必要です。
例えば、神奈川県の場合は、国民健康保険と後期高齢者医療制度の業務は、神奈川県国民健康保険団体連合会(国保連)に委託されています。
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