spotlog&実現さんコラボセミナー ~堅実な営業とは①
先日、私たちspotlogと、オンラインスクールやコンサルタントを大変手広く行っていらっしゃる、実現さんとのコラボセミナーが開催されました。
題して「訪問マッサージで 成功するのは 堅実な営業VS非常識集客」ということで、営業の手法にも様々あると思いますが、堅実な営業から、あっと驚くような営業方法まで、対談形式でお話をさせていただきました!
ありがたいことに、60名様近くの方々がご参加くださり、本当に盛り上がったと思います!
さて、今回は、コラボセミナーで紹介された内容を、いくつかに分けて記事で紹介できればと思います。よろしくお願い致します!
堅実な営業とは①
堅実な営業のセクションの講師は、株式会社スマイルクリエーションの 松橋良 副社長がお話しされました。
松橋さんは、訪問鍼灸マッサージ事業のみならず介護事業のプロフェッショナルであり、営業と対象となるケアマネージャー側からの目線も持ち合わせていらっしゃり、故に幅広い視点からの内容となりました。
それでは、内容を紹介させていただきます。
堅実な営業と言えば、やはりケアマネ営業が思い浮かぶのではないでしょうか?もちろん、それは正解です。
ただ、まずは具体的な営業の話の前段階として、私たち、訪問鍼灸マッサージ事業者の立ち位置についてのお話しがありました。
ここで、大事な概念として、「地域包括ケアシステム」が紹介されます。
団塊の世代の方々が75歳以上となり、後期高齢者の割合がハイペースで増えつつあります。すると、どうしても、医療だけでは、生活を支えることが難しくなっていくと考えられます。
そこで必要となるのが、地域の力です!と松橋さんは強く訴えかけています。
「地域包括ケアシステム」とは、在宅で、その方がその方らしく最後まで明るく生活できるように、地域で連携してケアを行おう、という概念で、厚生労働省などが呼び掛けています。
そして、私たち、訪問鍼灸マッサージ事業者も、この地域の環の中に入れるようなあり方が、求められるのではないか?というのが松橋さんからの今回の問いかけです!
訪問鍼灸マッサージだけで支える、ということではなく、包括ケアのチームの一員として、患者様を支える地域の一員として在ることが、大切なのではないかと松橋さんは説きます。
もし、ご利用者様を取り巻くあらゆるサービスが、別々の目標を持って走り出すとどのようなことが起こりうるでしょう?「船頭が多いと船が沈む」という諺もあるように、各々が独自に目標を定めてしまうと、結局はどこにもたどり着かなくなってしまいます。
故に松橋さんはケアマネジメントが大切だと考えます。そして、全ての事業者が同じ目標に向けて走れば、バラバラの時と比べ、ご利用者様のゴールに圧倒的に届きやすくなるのではないか?とお話されました。
繰り返しになりますが、訪問鍼灸マッサージの営業は、ケアマネージャーが多くなります。ケアマネジメントを行うのは、当然ながらケアマネージャーです。
あなたがケアマネージャーなら、独自路線を走る事業者と、同じ目標に向けて一緒に走る事業者、どちらを選ぶでしょうか…?
というところで、今回はここまでとさせていただきます。
次回は、より具体的な話を深めていきます!